EAP(従業員支援プログラム)事業を手掛けるピースマインド・イープは3日、現代ビジネスパーソンの睡眠傾向調査の結果を発表した。
回答者の56%が睡眠不足で仕事に支障を来している
この調査は、同社EAPサービスを導入する団体の従業員701名を対象に、8月16日から22日まで、Webアンケート形式で行われた。回答者の男女比は男性72%、女性28%。年代は20代以下9%、30代30%、40代43%、50代以降18%。
「睡眠不足で仕事に支障が出ていますか?」と質問したところ、「毎日のように出ている」「ときどき出ている」と回答した人は、合わせて56%に上った。
平均睡眠時間は5~6時間台が71%
「平均睡眠時間」を聞いたところ、71%が「5~6時間台」と回答。NHKが2010年に調査発表した日本人の平均睡眠時間7時間14分と比較し、大幅に短いことが分かった。今回の調査で睡眠時間7~8時間台と回答した人は15%にとどまった。
眠れないとき考える人は、家族でも恋人でもなく【仕事関連の人】
「眠れないとき誰のことを考えていますか」との問いには「仕事関連の人・こと」(21%)が「家族」(18%)を上回り第1位だった。また、仕事関係の人の内訳は「同僚や部下」がもっとも多く、次いで「上司」「取引先担当者」などが挙がった。
同社では、良質な睡眠環境を整え十分な睡眠を確保することが、個人のみならず組織にとっても、重要な課題になる分析している。アンケートの詳細は「同社ニュースリリースのページ」で閲覧できる。