ソニーは4日、Android OSを搭載したタブレットデバイス「Xperia Tablet S」を15日より発売すると発表した。価格はオープン。市場推定価格は16GBモデルの「SGPT121JP/S」が40,000円前後、32GBモデルの「SGPT122JP/S」が48,000円前後、64GBモデルの「SGPT123JP/S」が56,000円前後。
Xperia Tablet Sは、9.4型WXGA(1280×800ドット)ディスプレイを搭載したタブレット端末で、CPUに1.4GHz クアッドコアの「NVIDIA Tegra 3」を採用。寸法・重量は239.8(W)×11.85[最薄部8.8] (H)×174.4(D)mm・約570gで、IPX4相当の防滴性能を備える。本体背面にアルミニウム素材を採用し、高級感と堅牢性を両立した。
通信機能は無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n準拠)の通信機能をサポート。機能面では、前面に有効100万画素、背面に有効800万画素のカメラを搭載(ともに裏面照射型CMOSセンサー搭載)。このほか、Bluetooth v3.0、赤外線通信、カードスロット(SDメモリーカード×1)などに対応する。
このほか、ソニーのメディアアプリケーションを利用することで、写真や動画などを管理するほか、同社の液晶テレビ「BRAVIA <ブラビア>」などの対応機器との連携利用が可能。
加えて、ソニーならではの音を手軽に楽しめる「ClearAudio+」モードも搭載。複雑な個別設定なしに、低域から高域までクリアかつ臨場感あるソニーがお勧めする音を簡単に楽しむことができる。さらに、音の歪みや音質の劣化、ノイズを最小に抑え、原音を忠実に再生するデジタルアンプ「S-Master」、内蔵スピーカーだけで立体感のある音声を再生できる「S-Forceフロントサラウンド 3D」といった機能も搭載する。
このほか、1つのアカウントで映画や音楽、ゲームなどを楽しむことができるネットワークサービスプラットフォーム「Sony Entertainment Network」、ソニーのオンラインブックストア「Reader Store」、携帯型端末向けに開発された「プレイステーション」ならではのコンテンツを楽しめる「PlayStation Certified」、撮影した動画・静止画をクラウド経由で手軽に共有できるサービス「PlayMemories Online」、WALKMANアプリケーションなどが利用可能。端末本体からXperiaスマートフォンのテザリング機能をONにして接続できる「Xperia Link」といった機能も搭載する。
(記事提供: AndroWire編集部)