総合計画工業は1日、筑波大学発のベンチャーSDSと共同で「うつ」「新型うつ」に悩む人へのオンラインカウンセリングを行う「SATLINE(サットライン)」のβ版の運用を開始した。正式稼働は10月1日を予定している。
うつ、新型うつと診断されていない人でも相談可能
SATLINEは、Skypeビデオ通話を利用したオンラインカウンセリングサービス。 カウンセリングは、阪神大震災やペルー人質対策で注目された、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士開発の「SAT法」を使用する。
「SAT法」とは、物事への感じ方(感受性)を変えることで、問題解決や生きづらさの克服を促す構造化イメージ療法・情動認知行動療法。カウンセリングにより、前向きな行動特性になり、死にたくなる気持ちが抑えられるとされる。
「うつ」「新型うつ」の人をはじめ、「わけのわからないことでイライラする」「何度もミスをする」「体がだるい、痛い」「眠りが浅い、朝がつらい、スッキリしない」「前向きになれない」「生きる意味を感じない」「消えたい、死にたい」など、生きづらさを抱えている人にも有効だという。
カウンセリング費用は2,980円~1万8,900円。登録料は無料。1回ごとの相談、セラピーコース、毎月継続コースなどが選べる。なお別途、Skypeビデオ通話に必要なネット環境、ヘッドセット、Webカメラが必要。
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