ヒュー・ジャックマン主演の2013年公開の映画『ザ・ウルヴァリン(原題)』の邦題が『ウルヴァリン:SAMURAI』に決定した。『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ローガンを主役とした作品は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)に続いて2作目となる。

『ウルヴァリン:SAMURAI』で真田広之と共演するヒュー・ジャックマン (C)BANG Media International

マーベル・コミック・シリーズから誕生した同作は、ヒュー・ジャックマン演じるローガンが日本で永遠の戦士、かつアウトサイダーとして描かれている。彼がミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの"刀"とウルヴァリンの強固な"爪"との真剣勝負が繰り広げられる。

邦題に「SAMURAI」とあることから分かるように、本作の舞台は日本。日本での撮影が予定されているなどさまざまな噂が飛び交っているが、その詳細は未だ謎のヴェールに包まれたままだ。

原作にも登場する主要な日本人キャラクターには実際に日本人をキャスティングしており、現在発表されているだけでも真田広之(シンゲン役:マリコの父)、ハル・ヤマノウチ(ヤシダ役:マリコの祖父)、TAO(マリコ役:ローガンの恋人)、福島リラ(ユキオ役:シンゲンの部下)の4名がストーリーに重要なキャラクターを演じることがわかっている。