被介護者の自立支援と、被介護者・介護者双方の負担軽減を促す

医療機器などを扱っているパナソニックヘルスケアの子会社であるパナソニック エイジフリーライフテックは、高齢者介護施設における個浴での自立支援と介助負担・リスク軽減をサポートする入浴介護用品「可動式入浴台 アクアムーブ」を9月1日に発売する。希望小売価格は126,000円。

同製品は、簡単な操作でひじ掛けを座面と同じ高さまで下げることができ、シャワーキャリーと入浴台の機能を1台で実現する。被介護者の身体状況にあわせて浴槽まわりの入浴しやすい位置に自由に横づけしてそのまま入浴できるため、被介護者の自発的な入浴を促し、動作能力の維持につながるという。

また、シャワーキャリーと入浴台をそれぞれ使用する場合と比べて移乗回数が減り、被介護者・介護者の負担や移乗に伴うリスクを軽減。ブレーキの解除・ロックがひじ掛けの昇降と連動するという。

【関連リンク】

回答率100%! 介護の専門家が初心者の疑問に回答する「介護の基礎知識」

これから介護で働く方法

家族の、特に高齢者の最期を看取る方法

ホンダ、新型軽乗用車「N BOX +」の車いす仕様車を発売

高齢の親の腰痛に対応できてない子どもが半数。寝たきりに繋がる腰痛に注意