深田恭子が10月からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(毎週日曜21:00~21:54)で主演を務めることが31日、明らかになった。深田がフジテレビの連続ドラマで主演を務めるのは、2001年7月期『ファイティング・ガール』以来、11年ぶりとなる。

『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』で、11年ぶりにフジテレビ連続ドラマの主演を務める深田恭子

同ドラマは、世界で最も困難な職業ともいわれる航空管制官として配属された主人公の篠田香織(深田)が、ミスをしながらも管制官として奮闘する姿を描く。深田は管制官という役どころについて「日本の空を守る航空管制官という仕事の奥深さを知り、今まで何気なく利用していた空港や飛行機の見方が変わりました」と感想を述べ、「向上心が強く自分にストイックな役柄なので気を引き締めて演じたいです」と意気込みを語った。

本作の舞台は東京国際空港、通称・羽田空港。日本で最も多くの飛行機が行き交う空の交通過密地帯で、そこでは日々さまざまなドラマが生まれている。深田が演じる香織は、羽田空港の管制塔に勤務する航空管制官で、一瞬の判断ミスが大惨事へとつながるため常に極度の緊張を強いられている。そこで働くスタッフとのチームワーク、スタッフのさまざまな奮闘、空港で起こる人間ドラマが描かれ、空港の秘密、実際に空港で起こった感動のエピソード、空港職員がどのように安全を守っているのかなど、普段は知ることのできない空港の舞台裏も描かれるという。

航空管制官にスポットをあてたドラマは地上波では初となり、関口大輔プロデューサーは「事故が起きないのが当たり前という大前提の裏で、彼らがどのように苦悩し、信頼を得、安全を守るという使命に燃えている管制官たちの思いを伝えたい」と語っている。

主演の深田のほか、佐々木希、要潤、瀬戸康史、佐藤江梨子、山口紗弥加、野波麻帆、浅香航大、平岡祐太、瀬戸朝香(特別出演)、別所哲也、梶原善、時任三郎など実力派、フレッシュな俳優たちが脇を固める。脚本はオリジナルで、『TOKYOコントロール』などの宇田学が務め、演出は『外交官 黒田康作』、『ラスト・フレンズ』などの西坂瑞城が担当する。