フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、アルファロメオの主力モデルである「ジュリエッタ」のバリエーションを拡大した。各グレードに新色を導入し、最上位グレードの「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ」に左ハンドル仕様を追加する。
現行モデルの「ジュリエッタ」は今年2月に発売された。1,368ccの直列4気筒マルチエア16バルブターボエンジンと、1,742ccの直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンが用意され、最高出力はそれぞれ170PSと235PS。1,368ccエンジンにはアルファTCTと呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションが、1,742ccエンジンには6速MTが組み合わされ、アルファロメオらしい爽快な走りを楽しめる。
現行モデルの発売から7月までの6カ月累計の販売台数は2,265台。順調に販売台数を伸ばしており、今回のバリエーション拡大でさらに販売のテコ入れを図る。ボディカラーは新しくブラックとアルファシルバーが各グレードに追加。最上級グレードの「クアドリフォリオ ヴェルデ」には、要望の高かったレッドレザーのシートも追加された。
「ジュリエッタ」導入記念限定車として50台限定で販売した左ハンドル仕様の「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ アルフィスティ」や、2~4月に販売した同仕様の受注生産が予想以上に好評だったことから、「クアドリフォリオ ヴェルデ」の左ハンドル仕様を新たに標準設定とした。価格に変更はなく、エントリーグレードのSprintが318万円など。