この5年間で「家事負担」を訴えるミセスが増えた

LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニーは28日、自社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」において、ミセスの家事をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は6月20日~7月23日、同サイト会員のミセス210人を対象にインターネット調査で行われた。

家事を負担に感じているミセスは76%

「日常の家事(炊事、洗濯、掃除など)について、どの程度負担に感じていますか?」との問いに対し、「非常に負担に感じている」ミセスは23%。「ある程度負担に感じている」は53%に上った。

2007年度に実施した同様のアンケートでは、「負担に感じている」が16%、「ある程度負担に感じている」が51%だった。この5年間で約10%も家事の負担感が増したことになる。

第一子が小学生の子育て世帯は家事の負担感が大きい

家事の負担を家族形態別に見てみると、子育て世帯のミセスが突出して家事を負担に思っていることがわかった。第一子が未就学児の家族では85%、第一子が小学生の家族では97%にも上った。

子育て家庭、特に小学生を持つミセスの負担感が大きい

家事負担のワースト3は「食事の支度」「掃除全般」「風呂掃除」

「ミセスが負担に感じる家事ワースト10」についての調査では、「食事の支度」(67件)が群を抜いて多かった。以下「掃除全般」(38件)、「お風呂掃除」(37件)、「洗濯全般」(32件)、「食事の後片付け」(29件)の順となった。

毎日の食事の支度はもっとも大きな家事負担

おうち*くらぶでは、今回のアンケート調査に対する、ミセスからの自由回答も数多く紹介している。詳細は「アンケート結果発表のページ」へ。

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