JR東日本は9月3日より、開発中のスマートフォン向け情報提供サービス「トレインネット」の試験運用を山手線車内にて実施する。

山手線で再び「トレインネット」試験運用を実施

「トレインネット」は、列車の乗客が持つスマートフォンに、現在位置に応じた運行関連情報や沿線情報などをリアルタイムに配信するシステム。情報通信技術の活用による車内サービスの向上をめざし、JR東日本によって研究開発が進められている。

山手線車内での「トレインネット」の試験運用は昨年に続き2度目。前回は利用者の8割が「実用化されたら利用したい」と答えたものの、「トレインネットに接続しているとインターネットにつながらない」などの課題が指摘された。今回の試験運用では、トレインネット使用時でもインターネット接続を可能にしたほか、提供コンテンツの充実や画面デザインの改良を図り、再度利用者の評価を仰ぐ。

トレインネットのサービス試行期間は9月3日から来年1月中旬まで。当初は山手線1編成で実施し、11月上旬から2編成に増やす。詳細はトレインネット公式サイトにて告知する。