健康維持に気を遣っている人は多いと思うが、"ミネラル"に着目している人はどの程度いるだろうか。ここでは、健康とミネラルとの関係性について説明していこう。

まずはじめに、ミネラルとは何か。マグネシウムやカルシウム、ナトリウムにリン、銅、亜鉛、鉄……といった13種類が厚生労働省によって摂取が必須なミネラル要素として定められている。炭水化物やたんぱく質、脂質、ビタミンと並ぶ5大栄養素の1つで、不足すると体のバランスを崩しやすくなり、貧血やめまいなどの体調不良の原因になるという。

単体で吸収されにくいカルシウム

ドイツの天然炭酸水の「ゲロルシュタイナー」

東京農業大学客員教授の渡辺和彦氏は、「日本人は全体的にミネラル摂取が足りていない」と警鐘を鳴らす。「特に重要なミネラルの1つであるカルシウムは単体の成分としては体に吸収されにくい。うまく吸収させるには、マグネシウムもバランスよくとる必要がある」としている。マグネシウムは加工食品からではなく、野菜の皮や豆類、高硬度の水などから摂取するのが望ましいとのことだ。

毎日口にする水からミネラルが摂取できるのは朗報だ。例えば、ドイツの天然炭酸水の「ゲロルシュタイナー」は、強めの炭酸で爽快な飲み心地の硬水(1310mg/L)。含有するマグネシウムとカルシウムのバランスが人間の血液バランスに近く、ミネラルを効果的に摂取できるとのことだ。

「ゲロルシュタイナー」の採水地はドイツ西部のゲロルシュタイン地方

"炭酸"といえば、最近ではプチブーム状態。炭酸パックや炭酸水ヘッドスパといった美容分野、キリンビバレッジ「生茶」のスパークリングや炭酸水製造機といった食品分野で炭酸が話題になっている。ゲロルシュタイナーは現代人に不足しがちなミネラルを含み、昨今話題の"炭酸"水でもある注目のミネラルウォーターだ。

ドイツ・ゲロルシュタイン地方の地下深くを雨水が50年~100年かけて通り抜ける間に炭酸が含まれ、岩石からカルシウムやマグネシウムも取り込んでゲロルシュタイナーが生まれる。この天然の炭酸水で、毎日無理なく健康維持に努めてみてはいかがだろうか。