日本ベリサインとフェンリルは、Webブラウザ「Sleipnir 3 for Windows」において、ベリサインが提供する「ノートンセキュアドシール」をアドレスバーに表示する「シールドインブラウザ」のサービスを8月30日より提供することを発表した。
サービスは、「Sleipnir 3 for Windows」を利用して訪れたWebサイトが、ベリサインSSLサーバ証明書、ベリサイントラストシールを利用したマルウェアスキャンに合格していた場合には、アドレスバーに「ノートンセキュアドシール」が表示されるというもの。ユーザーはWebサイトの安全性を視覚的にも確認できるようになる。なお、PC用ブラウザにおける「シールインブラウザ」の導入は、世界初になるという。
フェンリルの最高経営責任者牧野兼史氏は、「ウェブブラウザの誕生から20年が過ぎようとしているこのタイミングに、ベリサイン様と共同にて世界で初めてのシールインブラウザ機能を搭載したPC用ウェブブラウザをリリースできたことを大変嬉しく思います。世界中で利用されているPCのうち約90%のシェアを占めるWindowsユーザーが "Sleipnir 3 for Windows"を利用することによって、巧妙化するフィッシング詐欺から、大切な個人情報と企業の信頼を守り安全かつ安心してウェブブラウザを閲覧することが可能になります。」とのコメントを出している。