野菜苗の製造・販売などを行っているタキイ種苗は、9月1日の「防災の日」にちなみ、災害時の食物確保の手段のひとつとして、野菜のもっとも適した保存方法をまとめた。
トマトは、室温では2日から3日で栄養素がかなり失われる。重なり合うと傷むので、ひとつずつラップで包むかポリ袋に入れ、並べて冷蔵庫で保存すること。また、丸ごと冷凍保存すれば、水洗いだけで皮がむけ、湯むきやザク切りした後パックに入れて冷凍しておくと、トマトソースや煮物にすぐ使うことができるという。
きゅうりを冷蔵する場合は、新聞紙に包むかポリ袋に入れ、口を閉めずに保存。冷凍する場合は薄切りにして塩もみし、水気を軽く絞ってラップに包んで保存する。使う際は自然解凍とのこと。
また、トマトやきゅうりは、新聞紙でくるんで冷蔵することで、味が落ちるのを防ぐことができるいう。
なお、同社サイト「保存のポイント」では、このほかにもさまざまな野菜の保存方法を紹介している。