スティーヴン・スピルバーグ監督が、ウサマ・ビンラディン暗殺作戦手記の映画化を交渉中と噂されているが、監督のスポークスマンがこれを否定した。
9月11日にダットン社より出版予定の『ノー・イージー・デイ:ザ・ファーストハンド・アカウント・オブ・ザ・ミッション・ザット・キルド・ウサマ・ビンラディン』は、ビンラディン暗殺作戦に参加した元アメリカ海軍特殊部隊シールズのマット・ビソネットがマーク・オーウェンのペンネームで暗殺計画を初めて明かす衝撃手記で、8月27日付けのニューヨーク・ポスト紙は、マットが「原作を映画化するためにスティーヴン・スピルバーグと交渉中」と報道されていた。
しかしこの報道を受けて、スピルバーグのスポークスマンであるマーヴィン・レヴィー氏は、スピルバーグもドリームワークス・スタジオズもドリームワークス・テレビジョンも同原作を映画化するつもりはないと明言。
本作のほかにもいくつかビンラディンのストーリーの映画化は進行中で、ソニー・ピクチャーズ製作の下、キャスリン・ビグロー監督、マーク・ボール脚本、ジェシカ・チャステイン主演の新作『ゼロ・ダーク・サーティ』は12月19日に公開予定のほか、ワインスタイン・カンパニーが、公開日未定のジョン・ストックウェル監督作『コード・ネーム:ジェロニモ』の配給権を獲得している。
(C)BANG Media International