東芝ホームアプライアンスは8月29日、冷凍冷蔵庫「VEGETA」シリーズ、ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」シリーズの新製品を発表した。

13個のセンサーで省エネ性能をアップした冷蔵庫「VEGETA」シリーズ

ガラスドアを採用する「GR-F56FXV」

スチールドアの「GR-F51FS」

「VEGETA」シリーズは、ガラスドアを採用する「GR-F56FXV」(定格内容積556L)「GR-F51FXV」(定格内容積510L)とスチールドアを採用する「GR-F51FS」(定格内容積510L)、「GR-F48FS」(定格内容積481L)の4機種をラインナップする。発売は10月中旬で、価格はオープン。推定市場価格は、GR-F56FXVが30万円前後、GR-F51FXVが28万円前後、GR-F51FSが26万円前後、GR-F48FSが24万円前後となっている。

改良点は、省エネ性能の向上。「ドア開閉センサー」「外気温センサー」「庫内温度センサー」など、搭載した13個のセンサーで、冷やしムラや冷えすぎといたムダを検知、消費電力を抑えている。また、「節電」、「おでかけ」、「ピークシフト」の3つの節電サポート機能により、消費電力を最大20%削減することが可能だ。

抗菌水での「自動おそうじ」機能を搭載する「ZABOON」シリーズ

洗濯から乾燥までの消費電力量620Whを実現した「TW-Z9500」

「ZABOON」シリーズは、「TW-Z9500」「TW-Z8500」の2製品をラインナップする。いずれも洗濯・脱水容量は9kg、乾燥容量は6kg。発売は10月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、TW-Z9500が30万円前後、TW-Z8500が26万円前後となっている。

「ZABOON」シリーズも、省エネ性能が大幅に向上している。洗濯から乾燥までの消費電力量は、ヒーター式のドラム型洗濯乾燥機では2,000Wh前後、ヒートポンプ式のドラム型洗濯機では1,000Wh弱というのが一般的だ。新モデルでは、ヒートポンプユニットの改良に加え、洗濯物の量や温度などを検知する4つのセンサーを搭載。これらをフルに使用した「ecoモード」では、洗濯から乾燥までの消費電力量を、620Whにまで抑えられる。

また、脱水中に、自動で洗濯槽の見えない部分に付着した洗剤カスなどを洗い流す「自動おそうじ」機能も新搭載した。