エプソンは29日、個人向けインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」の2012年秋モデルのひとつとして、4色顔料インクを採用した「PX」シリーズの3製品を発表した。発売はいずれも9月20日。店頭予想価格は、無線LAN搭載の「PX-435A」が1万円台中盤、カードダイレクト対応の「PX-405A」が1万円台前半、"お手頃モデル"の「PX-045A」が1万円未満。
3機種とも、4色顔料系インク「つよインク200X」を採用。水にも強い「普通紙くっきりプリント」を実現している。
PX-435A/PX-405A
「PX-435A」は、顔料系インク機で唯一無線LANを搭載した、「スマホ カラリオ」対応モデル。ただし、「メールdeリモート印刷機能」は非対応となる。「PX-405A」はカードダイレクトのみ対応のお手頃モデル。
主な仕様は、最大解像度が5,760×1,440dpiで、インクがブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色独立。トレイの給紙容量は最大100枚。対応用紙サイズはL判~A4。消費電力はコピー時で「PX-435A」が約13W、「PX-405A」が約12W。イメージセンサーの光学解像度は1,200dpi。メモリーカードスロットは、SD/メモリースティックDuo/マルチメディアカードに対応する。
インタフェースはUSB 2.0×1ポート(PC接続用)、無線LAN(IEEE802.11b/g/n、「PX-435A」のみ)。本体サイズはW390×D300×H145mm(収納時)、重量は約4.2kg。
PX-045A
「PX-045A」は、今回のラインナップの最廉価機種。ネットワーク機能やカードダイレクトには対応していないが、そのぶん低価格を実現している。また、ノズルは上位モデルの180+177ノズルに対して128+126ノズルと簡略化されている。
主な仕様は、最大解像度が5,760×1,440dpiで、インクがブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色独立。トレイの給紙容量は最大100枚。対応用紙サイズはL判~A4。消費電力はコピー時で約12W。イメージセンサーの光学解像度は600dpi。
インタフェースはUSB×1ポート。本体サイズはW390×D300×H145mm(収納時)、重量は約3.9kg。