フィアット クライスラー ジャパンは9月1日より、新型「プント」の販売を開始する。従来の名称である「プント エヴォ」を全世界共通で「プント」に変更し、装備の充実やメンテナンスプログラムの標準化などを施したマイナーチェンジモデルとなる。
新型「プント」はボディ同色のバンパーを採用するなどスポーティなスタイルとなり、インテリアも大幅に変更された。カスティーリョ製のバケットタイプスポーツシートを採用し、レザーステアリング、レザーシフトノブなどハイグレードな装備で高級感を高めている。また、ストーンエンボス加工を施したソフトな手触りのインストルメントパネルを新たに採用し、インテリア全体の質感を高めた。助手席側のネットポケットや大容量のドアポケット、照明付きグローブボックスなど、機能性も向上している。
エンジンは従来と同じ1.4リットルの4気筒SOHC8バルブを搭載。ヨーロッパ排出ガス規制「EURO-5」に対応した低燃費なエンジンで、アイドリングストップ機能のSTART&STOPシステムと組み合わせることでさらに高い環境性能を実現している。トランスミッションはATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を採用。
新型「プント」はLOUNGE(ラウンジ)というグレードのみのラインアップで、価格は230万円。これまで別途契約料が必要だったメンテナンスプログラム「フィアットイージー ケア」が標準付帯となっている。