リサーチ会社のクロス・マーケティングは、全国の20~69歳の男女500人に、薬局で買える医薬品「スイッチOTC」に関する調査を実施。その結果、回答者の6割が「価格が高くても、薬に効果があれば購入」と回答した。調査期間は8月2日~8月5日。
まず、医薬品を分類する言葉の認知状況を調べると、スイッチOTC医薬品は処方薬やジェネリック医薬品ほど浸透していないことが明らかになった。
また、スイッチOTC医薬品の購入理由には、「効果の即効性がありそう(33.2%)」と「強い効果がありそう(32.6%)」が高く、「価格が安かった(28.9%)」が続いた。
なお、「スイッチOTC医薬品」で発売してほしい薬は、「風邪薬」が63.4%でトップ。次いで「かゆみ止めの薬(37.2%)」「胃薬(33.8%)」「花粉症薬(31.0%)」という結果になった。
スイッチOTC医薬品は、高い効果が見込まれると同時に価格が高い場合があるが、「薬の効果」と「価格」についてみると、61%が「効果があれば価格は高くても買う」と回答している。
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