『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン(製作)と『300(スリーハンドレッド)』のザック・スナイダー(監督)がタッグを組み、スーパーマン誕生の物語を描いた映画『マン・オブ・スティール』(2013年夏公開予定)の特報映像、劇場用ポスターが公開された。
1938年に誕生した"スーパーマン"は、アメコミ出版社DCコミックス社が発行した『アクションコミックス』創刊号に登場すると瞬く間に人気に。以来、アニメ、ドラマ、映画などさまざまなジャンルでその活躍ぶりが描かれてきた。本作ではその74年の歴史を覆す、全く新しいスーパーマン誕生の物語が描かれている。コスチュームは従来の全身青色タイツ姿から、アメリカンフットボールのプロテクターのような立体的なビジュアルに一新。色は深みのあるダークブルーで、トレードマークの"S"字のロゴもメリハリのあるデザインになった。
今回公開された特報映像では、派手なアクションシーンなどはなく、誰もが知るあのテーマ曲も完全に封印。落ち着いた映像の中で、主人公のクラーク・ケント(スーパーマン)はこれまでの設定の新聞記者ではなく、荒々しい海に繰り出す漁師として登場する。彼の放浪する姿を映し出しながら、スーパーマンが生まれた惑星クリプトンの実父ジョー=エル(ラッセル・クロウ)とクラーク・ケントとして地球で育て上げた養父ジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)は、宿命を背負った息子を諭すように語りかけている。
また、劇場用ポスターでは、黒く沈んだ中に浮かび上がるスーパーマンの姿を描き出した。「マン・オブ・スティール=鋼鉄の男」のタイトルどおり、重厚で鉄のような硬い意志を想像させ、まさに鎧のようなコスチュームに赤黒くうっすらと「S」の文字が浮かび上がっている。
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