九州発のアイドルユニットLinQ(リンク)が、初のオフィシャルブック『LinQ 1st official book ~マ・ト・メ・マシテ~』(発売中 1,500円 エムオン・エンタテインメント刊)発売を記念して24日、東京・赤坂サカスの特設ステージで出版記念握手会を開催した。
LinQは2011年4月17日にデビューした九州発のアイドルグループ。ユニット名は「Love in 九州」の頭文字を使った造語で、アイドル活動を通じて地域や国をつなぎ、「笑顔の架け橋」になれるようにとの思いがこめられているという。2011年2月27日に福岡市内で行われたオーディションで応募総数1,162通の中から正式メンバーが選ばれ、現在では30人が在籍している。この日イベントに参加したのは原直子、杉本ゆさ、桃咲まゆ、姫崎愛未、瑞稀もえ、高木悠未、天野なつ、坂井朝香、岸田麻佑、松村くるみら選抜メンバー10人。遠方からのファンも多数見守る中、最新シングル「シアワセのエナジー」ほか数曲を披露し会場を盛り上げた。
LinQのウリは「個性」。イベントの合間に行われた取材では、メンバーから「ギャル、宇宙人、魔法使いなどのステージ上のパフォーマンスは、ほかのアイドルさんとは違う部分だと思います」という自信をのぞかせたコメントも飛び出した。また、九州を拠点に活動していることも彼女たちにとっては大きな強み。メンバーは「九州が大好きなメンバーが集まったユニットです。雑草アイドルとしてがんばっています」と意気込みを語った。この「雑草アイドル」というのは、不屈の精神だけでなく、裏方の雑務もメンバーが率先して行うことからついた肩書。フレーズ自体はアイドルに似合わない印象だが、どのメンバーもアイドル満点のはじけるような笑顔で「雑草アイドルです!」と胸を張る。
公式ブックは、各メンバーが責任編集した企画のほか、撮り下ろしグラビア、ロングインタビュー、素顔丸分かりのディレクトリーなど盛りだくさんの内容となっている。