パナソニック、ショート缶サイズのマイクロフォーサーズ用望遠レンズ

パナソニックは8月23日、マイクロフォーサーズ用交換レンズ「LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S」を発表した。発売は9月13日で、希望小売価格は37,275円となっている。

なお、本製品は同日に発表されたレンズ交換式カメラ「LUMIX(ルミックス) DMC-G5W」にもキットレンズとして同梱される。

焦点距離45～150mm(35mmフィルム換算時:90～300mm)の広範囲をカバーする望遠ズームレンズ。超高屈折率ガラスレンズとUHR(Ultra High Refractive Index)レンズ、ガラスモールド非球面レンズを採用しており、中心から周辺部まで均一な描写を実現する。

35mmフィルム換算で焦点距離が最大300mmの望遠レンズだが、同社独自の光学式手ブレ補正「MEGA O.I.S.」が内蔵されており、手ブレを低減。毎秒4,000回のジャイロセンサー出力を高速処理することで、小さな手ブレも高精度に補正可能だ。

また、AF動作にはスクリュー一体型ステッピングモーターを採用。中継ギアやカムを用いず、駆動音が静かなので、動画の撮影などにも適している。

主な仕様は、対応マウントがマイクロフォーサーズマウント、レンズ構成が9群12枚(非球面レンズ:2枚、UHRレンズ:1枚)、焦点距離が45～150mm、開放F値がF4.0～F5.6、絞り形式が7枚羽根 円形虹彩絞り、撮影距離が0.9m～∞(撮像面から)、最大撮影倍率が0.17倍(35mmフィルム換算:0.35倍)。

フィルター径は52mm、サイズは直径62×H73mm(先端よりレンズマウント基準面まで)、重量は約200gとなっている。