女優の三倉茉奈が22日、都内で行われた主演ドラマ『赤い糸の女』(9月3日スタート 東海テレビ・フジテレビ系 毎週月曜~金曜 13:30~14:00)の制作発表に出席した。
ドラマ『赤い糸の女』の制作発表に出席した三倉茉奈(左)と石田純一 拡大画像を見る |
東海テレビ制作の昼帯ドラマ初主演となる三倉は、継母との関係がうまくいかず、家を飛び出して、寮から女子大に通う女性・唯美を演じる。物語は、ルームメイト・麻衣子(上野なつひ)と暮らす唯美の部屋に、新たなルームメイトとして芹亜(奥村佳恵)が加わることからスタート。芹亜は唯美の同級生で、唯美と比較されいじめられたトラウマから全身整形を行い、完璧なプロポーションと美貌を手に入れていた。この三人の出会いがそれぞれを巡る不思議な秘密の共有の始まりとなり、それぞれの恋人や親たちも巻き込みながら、複雑な絡まりを見せる。
『真珠夫人』、『牡丹と薔薇』などの中島丈博が脚本を担当しており、ドロドロの愛憎劇が展開。昼帯ドラマらしからぬ、濡れ場のシーンも積極的に盛り込んだドラマとなっている。ほか、瀬川亮、加藤和樹、小沢真珠、いしのようこ、石田純一らが出演する。
劇中では初となるベッドシーンに挑戦したという三倉は「みんな開き直って、恥ずかしがらずに演じていますね。私自身も変に緊張することなく自然に演じることができました」としつつ、「『あんた! 私の身体でぼろ儲けするんじゃないわよ』とか、ベッドシーンで『あぁ…これが赤い糸…』なんていう過激なセリフがたくさんあるんです」と昼ドラの洗礼を浴びている様子だ。
1996年に朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』で、双子の妹・佳奈とともにデビューして以来、明るく清純なキャラクターでおなじみの三倉だが、「『ふたりっ子』で注目されて、皆さんは自分の娘や孫のように応援してくれてた方も多いと思いますが、今回の作品で『あの茉奈ちゃんが……』とショックを受けるかもしれませんが、私は役者として信念を持って、何の迷いもなく腹をくくって演じています、どうか温かく見守ってほしいです」と新境地に並々ならぬ決意を見せていた。