女優で歌手の神田沙也加と元モーニング娘。の高橋愛が22日、東京・新宿文化センターで、ミュージカル『赤毛のアン』の最終公演を行った。

ミュージカル『赤毛のアン』の最終公演を行った神田沙也加(右)と高橋愛 拡大画像を見る

千秋楽となった東京公演の開演前、報道陣の取材に応じた主人公・アン役の神田は「汗をかきかき、元気いっぱいで演じました。たくさんの人に観て頂いて感謝してます」とあいさつし、「あっという間で楽しかった。この役がすごく好きで、来年もやりたいくらい!本当に元気になりました」と役柄にハマっていた様子。神田と初共演となったアンの親友ダイアナ・バリーを演じた高橋は「同い年だし、デビューした年も一緒。イメージと違って、男っぽくてサバサバしてるんです。アンに近い気がする」と印象を明かすと、神田は「うれしい!」と笑顔を見せた。

劇中では小学生から大人になるまでを演じたが、高橋は「今25歳なんで、小学生役を演じれるか不安だったけど素直に戻れた」と違和感は無かったようで、神田も「少女の気持ちに戻れた」と同調。報道陣から少女のような恋はしてますか?と聞かれると、2人は意味ありげに目を合わせ、お笑い芸人・あべこうじとの交際報道のあった高橋は、彼氏は見に来る? と問われ、ノーコメントだったが否定はせずにっこり。また、公演初日に見に来たという母親で歌手の松田聖子の再々婚について、神田は「本当によかったと思ってます」と笑顔で祝福した。

『赤毛のアン』は、エステー主催のオリジナルミュージカルで、12日の札幌公演を皮切りに名古屋や大阪、福岡など8都市10公演を実施。同ミュージカルでは、正義感が強く、おしゃべりが大好きな主人公アン・シャーリー役を神田、読書好きで賢いアンの親友ダイアナ・バリー役を高橋が演じ、全公演の観客は無料で招待された。