苦味と酸味のバランスによって、相性のいいおつまみが変わる

食品関連商材のマーケティング支援を行っているマインドシェアは、代表的なおつまみについて、それぞれによく合うビール類商品の味を分析・分類。どのおつまみに、どのような味のビールがお勧めかを発表した。

唐揚げに合うのは「レーベンブロイ」。餃子に合うのは「ジョッキ生」

この調査は、最新の味覚分析技術を応用した食品同士の食べ合わせ相性診断プログラム「味ix」を使用し、ビールのおつまみとして一般的な「唐揚げ」「餃子」「ポテトチップス」「ピザ」について、ビール(発泡酒、第三のビール含む)の相性を分析したもの。

調査の結果、唐揚げには酸味、苦味ともに強いビールが、餃子には酸味が強く苦味がほどよいビールが、ピザには酸味が強く苦味が弱いビールが、ポテトチップスには酸味が弱く苦味が強いビールが、それぞれよく合うことが分かった。

各おつまみに合うビールの例として同社は、以下のような銘柄を紹介している。レポート内容の詳細は「味覚マーケティングサービスのページ」へ。

■唐揚げに合うビール類
レーベンブロイ(ドイツ)、シンハー(タイ)、バスペールエール(イギリス)

■餃子に合うビール類
サントリー・ジョッキ生、キリン・ラガービール、ギネス(アイルランド)

■ピザに合うビール類
バドワイザー(アメリカ)、アサヒ・クリアアサヒ、サッポロ・ドラフトワン

■ポテトチップスに合うビール類
サッポロ・生ビール黒ラベル、ヱビスビール、タイガービール(シンガポール)