ニコンは8月22日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S01」を発表した。発売は9月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は20,000円前後となっている。
重量わずか約96gと軽量で、手のひらにすっぽり収まるサイズのコンパクトモデル。画像の記録先は内蔵メモリのみとして、外部記録メディアは利用できない構造を採用することで、圧倒的な小型化を実現した。内蔵メモリ容量は約7.3GB。
4分割表示で大きく見やすいメニュー画面 |
背面もボタンをほぼ省略し、タッチパネルを採用して小型化が図られている。タッチパネルモニターのサイズは2.5型とやや小さめだが、4分割画面の大きめメニューとすることで快適な操作を実現した。
露出や色調を手軽に調整して特徴ある写真を撮れる「スペシャルエフェクト」(ノスタルジックセピア、硬調モノクローム、ハイキー、ローキーの4種類)や、撮影した写真に 「トイカメラ風」「ソフト」「魚眼効果」「ミニチュア効果」「ビビットカラー」「白黒」「セピア」「クール」のフィルター効果を付加できる機能など、初心者でも手軽に多彩な撮影を楽しめる。
画像処理エンジンは、上位モデルでも採用されている高速・高精度な「EXPEED C2」を搭載。
その他の主な仕様は、撮像素子が有効1,014万画素の1/2.9型CCD、レンズが焦点距離29~87mm(35mmフィルム換算時)の3倍ズーム、開放F値がF3.3~F5.9、対応感度がISO80~ISO1600。背面のモニターは2.5型・約23万ドットの液晶方式。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約190枚となっている。
サイズは約W177×D17.2×H51.2mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で約96gだ。