ベン・アフレック主演・監督作『アルゴ』(10月26日公開)が9月7日(カナダ現地時間)、トロント国際映画祭でワールドプレミア上映されることがわかった。

『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007年作)、『ザ・タウン』(2010年作)に続いてメガホンをとるベン・アフレック

当日は、監督のベン・アフレックをはじめ、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンらキャストと製作陣が出席。そのほか、劇中でベン・アフレックが演じた、実在の元CIA エージェントであるトニー・メンデスの登場も予定されている。

トロント国際映画祭はコンペティションがない映画祭だが、過去に観客賞を受賞した作品では、『アメリカン・ビューティー』(1999年)のサム・メンデス、『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年)のダニー・ボイル、『英国王のスピーチ』(2010年)のトム・フーパーがいずれもアカデミー賞で監督賞を受賞。監督としての評価も高めているベン・アフレックが次回のアカデミー賞候補に名乗りをあげられるかの試金石の場としても注目が集まっている。

同作は1979年のイランで発生したアメリカ大使館人質事件を題材にした作品。52人の人質の中からなんとか逃げ出すことに成功したアメリカ人の6人は、カナダ大使の自宅に身を隠したものの、CIA救出作戦のエキスパートであるトニー・メンデス(ベン・アフレック)の提案により、意表をついた救出劇を繰り広げる。

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