女優の菅野美穂と天海祐希が、10月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『結婚しない』(毎週木曜 22:00~)にW主演することが22日、明らかになった。
2人の共演は初めて。菅野は、旅行代理店に契約社員として勤務する彼氏いない歴5年の、35歳を目前に控えた34歳の女性を演じ、天海は、才能ある造園プランナーとして活躍し、公園や邸宅の庭園デザインを手がける、いわゆる仕事ができる女性を演じる。菅野は22日で35歳を迎え、等身大の女性を演じることになる。また、2人に関わる"結婚する余裕がない"男性を玉木宏が務める。
ドラマは、30代から40代前半の女性の未婚率が上がっている現代を背景に、"結婚しない"女性たちのリアルな姿を描く。菅野が演じる千春と天海が演じる春子の奇妙な同居生活から物語はスタート。2人のテンポある掛け合いも見もので、時にけんかし、時に助け合い、ともに自分なりの生き方を探し、それぞれの答えを見つけていく。
菅野は「毎日をキチンと過ごしながらも、膨らんでゆく不安、悩みを抱えている女性はいま、とても多いのではないでしょうか。そんな、今ドキの女性像を等身大に、ユーモアを添えて演じられたらと思っています」と意気込み、「尊敬する先輩の一人である、天海祐希さんとご一緒させていただけることの光栄に胸がいっぱいです。同時にとても緊張していますが、気を引き締めて現場に臨みたいです」と天海との共演を喜んでいる。
一方、天海も「菅野美穂さんとは、今回初めてご一緒させていただけるので、とても楽しみにしています」と話し、「結婚できるのか、できないのか。結婚するのか、しないのか。誰しもご自分の経験とダブらせながら、身近に感じていただけるのではないでしょうか」と見どころを語った。
同ドラマの中野利幸プロデューサーはキャスティングについて「菅野さんは、視聴者が一番共感しやすい主人公に最適だと思いました。彼女に感情移入して一緒に泣いたり笑ったりできる役に菅野さんと育てて行きたいです。天海さんは、大人の女性として、"結婚しない"選択をした女性を描きたいと思った時に、最適だと思ってキャスティングしました」と起用理由を。「視聴者と共に考えていける等身大のドラマを目指します」としている。