エプソンは21日、ビジネス向けのA4カラーインクジェットプリンタ2モデルを発表した。発売は9月20日。価格はオープンで、店頭予想価格は「PX-205」が1万円台中盤、「PX-105」が9千円台後半となる。
なお、同日発表されたビジネス向けのA4カラーインクジェット複合機およびA4モノクロプリンタ新モデルの概要については、以下の別記事を参照いただきたい。
■エプソン、ビジネス向けカラーインクジェット複合機4機種 - 両面ADFなど
■エプソン、低価格なビジネス向けモノクロA4インクジェットプリンタ/複合機
ビジネス向けの「Offirio(オフィリオ)」シリーズ中、A4カラーインクジェットプリンタの新製品「PX-205」と「PX-105」は低コストの単機能モデル。いずれも有線LAN/無線LANを標準搭載するほか、モノクロ印刷モードを備える。
「PX-205」では、ヘッドクリーニングなど用紙印刷以外に消費するインクを吸収する「メンテナンスボックス」をユーザー側で交換できるようになり、メンテナンス性が向上した。また、「PX-105」では筐体を小型化。収納時でB4サイズ相当のW392×D264×H148mmとなり、在宅オフィスなど限られたスペースでも設置しやすくなっている。
PX-205の主な仕様は、耐久枚数が約6万枚、カセット内の最大給紙容量が250枚。印刷スピードがカラー/モノクロで約38枚/分、ファーストプリント時間はカラーで約15秒、モノクロで約10秒。対応用紙サイズはL判~リーガル。本体サイズはW449×D553×H188mm(使用時・以下同)、重量は約5.4kg。
PX-105の主な仕様は、耐久枚数が5万枚、カセット内の最大給紙容量が120枚。印刷スピードがカラーで約18枚/分、モノクロで約18枚/分。ファーストプリント時間はカラーで約22秒、モノクロで約12秒。対応用紙サイズはL判~リーガル。両面印刷機能は非搭載。本体サイズはW392×D530×H296mm、重量は約3.3kg。
インタフェースは共通で、USBポート×1、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)×1、無線LAN通信がIEEE802.11b/g/n。カードスロットはいずれも非搭載。