アーノルド・シュワルツェネッガーが、『エクスペンダブルズ』と続編『エクスペンダブルズ2』に出演したことがすばらしいひと時だったとBANGショービズに語っている。
昨年に7年間の任期を終えてカリフォルニア市長を退任したシュワルツェネッガーは、自身の退任後にもう映画に出ることはないと思っていたものの、同2作で再び銀幕に復帰できたことについてこう話している。
「私が市長だったときは映画のセットに出向いてカリフォルニアで撮影をしてくれていることに感謝を述べていたんだ。だってそれがカリフォルニアにとっての経済活性になるからね。ある日、トム・クルーズが撮影していて、ファイトシーンで彼はハーネスをつけて逆さまになっていたんだ。そのとき『ああ、もう何度も何度も同じようにハーネスをつけて逆さまに吊るされることがなくて幸せだ! 市長になって本当に幸せだ、もう俳優に戻るなんて想像もできないな』って言っていたんだ。でもそれから数年後の今、私は映画のセットに立っていて素晴らしいひと時を過ごしているよ」
さらにシュワルツェネッガーは、シルベスター・スタローンやブルース・ウィリスなどのアクション俳優仲間とセットで再会できたため、同シリーズの出演は完璧だったと自信を覗かせた。
「『エクスペンダブルス』は復帰するにあたって理想の映画だったと思うよ。だってまずトップアクションヒーローが一堂に会したんだよ。だから復帰には安全な方法だったし、私はとても運がよかったよ。分かるかい? 第1弾に出演して、その後に続編でもっとデカいことを求められたような感じさ。撮影開始から終了まで最高の時間を過ごさせてもらった。セットから去ることは難しいことだった。だって他のメンバーはあと数カ月撮影が続くのに私は次のプロジェクトに臨まなければならなかったんだから……本当に言うことのない、完璧な映画復帰のレールだった」
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