樽見鉄道の「枡酒列車」が9月21日(金)に運行される。12:38に本巣駅を出発し、樽見駅到着は13:12。トイレ休憩を挟んで13:28に樽見駅発、13:59本巣駅到着というスケジュールだ。料金は乗車賃込で一人5,000円。
「枡酒列車」で出されるお酒は大垣市の武内酒造、三輪酒造、渡辺酒造から各々2種類、合計6種類。料理は「四季料亭助六」から、秋の食材を使用した日本酒に合うものが出される。
日本酒が注がれる枡は檜材で作られている。檜は耐湿性、耐水性に優れており、表面をうまく仕上げると檜特有の光沢が得られる木材だ。また、香りが良いことでも知られ、古来より風呂や家具、寺社建築に利用されてきた。ちなみに、世界最古の木造建築物である法隆寺も檜でできている。檜の香りは、日本酒の味わいをより深いものにする。
岐阜県大垣市の枡の出荷量は年間およそ200万個で、全国8割のシェアを誇る。「枡酒列車」に枡を提供する有限会社大橋量器では、通常の枡に加え、枡組みの技術や檜の特性を生かしたさまざまな商品を製作している。そのうち、檜枡を使ったランプシェードや五角形、八角形の枡、世界最小1ccの枡でできたストラップが大垣ブランド製品として認定されている。
樽見鉄道は大垣駅から樽見駅を結ぶ鉄道で、大垣市への重要なアクセスであるとともに、山間部を走る景色の良いローカル線としても知られる。「枡酒列車」が走る本巣駅から樽見駅の間は特に風情があると言われている区間。山あいを縫うように走り、車内から「根尾谷渓谷」の美しい清流を眺めることもできる。
申込方法
(有)大橋量器まで
e-Mail info@masukoubou.jp
メールのタイトルを「枡酒列車 参加希望」とし、代表者様氏名・連絡先電話番号・参加人数を記入、9月7日までに送信
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