今年6月に約14年間という長年のパートナーであるジョニー・デップと別れたフランスの女優ヴァネッサ・パラディが、破局後の心境を仏版エル誌に語っている。
現在は、最新映画『コルヌアイユ』のプロモーションを行っているヴァネッサだが、破局以降ジョニーについて話すことを一応は拒んでいるものの、今の状況のままでいたいという。
「ジョニーについては話したくないわ。アーティストは自分自身で全てさらけ出して、魂まで売ってしまわなければならないって誰が決めたの? 『コルヌアイユ』やアルバムのPRをすることが私の役目なの。だけど傷を背負ってでも仕事をする人の気持ちって想像できる? 私たちの起こったことは私たちの問題なのよ」
さらにヴァネッサは、仕事も幸せもすべて自分自身の願望次第だと続ける。「幸せのレシピなんて知らないわ。でも私のエンジンはただ願望だけで動いているのよ。それは義務でも強制でもないし、同じことの繰り返しでもないの。例えば誰かに『カップルでいるから仕事があるんでしょ』って言われるのはほんとに嫌ね。違うのよ。どんな状況だって自分の願望次第なの。私にとっては、今いる場所が私にとって正しい場所であってほしいの」
また、ジョニーとの間にリリー・ローズ(13歳)とジャック(10歳)を持つヴァネッサは、子どもたちが自分自身と同じようなアーティストとしてのキャリアに続いてくれるのは幸せだと感じているものの、リリーには若いうちに有名にならずに、普通の子ども時代を過ごして欲しいと願っているようだ。
「もし子どもたちが芸能界に入りたいと思うのなら音楽の世界に関してはいいと思うの。私のキャリアから言わせると(14歳からやってきた)キャリアには後悔してないけど、娘には子ども時代の生活を通して色んなことを学ぶのに時間を使って欲しいわね」
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