医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは8月8日、「ホームページから来院する新患の割合」に関する調査結果を発表。同会員医師の約4割がウェブ経由の新患数を把握していないということがわかった。調査は6月6日~12日に行われ、2,719件の有効回答数を得た。
「新規で受診される患者の何割くらいが、ホームページを見て来院していますか?」と質問したところ、41%が「どのくらいか分からない」と回答。その理由として、「地域の基幹病院なので」、「大学病院なので」、「調査していないのでわからない」という意見があげられた。
また、「ほぼいない(10%未満)」と回答した人は25%で、「ほぼすべてが紹介患者なので」、「近いから、という地理的利便性が圧倒的に多い」などの声があがっており、さらに、「少ない(約10%から30%)」と回答した18%では、「ネットよりも口コミ効果のほうが大きい」、「高齢者の受診が多い」などのコメントがよせられている。
一方、ホームページからの患者が多いケースには、「自費診療」、「美容がメイン」、「肛門科で日帰り手術をしている」など特殊分野が多い傾向がみられた。
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