ハリウッド俳優のサミュエル・L.ジャクソン、女優の米倉涼子、俳優の竹中直人が14日、東京・六本木ヒルズで行われた、映画『アベンジャーズ』のジャパンプレミアに出席した。
左から、ジョス・ウェドン監督、米倉涼子、サミュエル・L.ジャクソン、竹中直人、ケビン・ファイギプロデューサー 拡大画像を見る |
映画『アベンジャーズ』は、米国の出版社「マーベル・コミック」のヒーローたちが集結し、危機に立ち向かう同名コミックを実写化したもので、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウなどのヒーローたちが登場する。邪悪な神・ロキによる地球侵略を防ごうと、国際平和維持組織シールドの長官ニック・フューリー(サミュエル)は、7人のヒーローを集めた"アベンジャーズ"を結成する。それぞれに心の傷を負い、チームとして戦うことを拒み続けるヒーローたちは、地球を救うことが出来るのか――というストーリーで、映画は3D・2D同時全国公開中。
レッドカーペットが敷かれた会場に、サミュエル、ブラック・ウィドウ声優役の米倉、ニック・フューリー声優役の竹中、ジョス・ウェドン監督、ケビン・ファイギプロデューサーが登場すると、集まった観客は大歓声。笑顔でファンのサインに応じたサミュエルは「日本人は最も素晴らしい観客。楽しんで気に入ってもらえたら」とあいさつし、日本語で「東京、ありがとう! オリンピックの後は、『アベンジャーズ』を見よう!」とPR。サミュエル演じるニック・フューリーの声優を務めた竹中は「サミュエルに会えて本当にうれしい。存在自体が迫力あって、まだ夢を見ている気分」と感無量で語ると、サミュエルは「素晴らしい俳優だと知っていました。よりキャラクターに深みを与えてくれていると思います」と太鼓判を押した。
また、スカーレット・ヨハンソン演じる女スパイ・ブラック・ウィドウの声優を務めた米倉は「1人でも映画になっちゃうヒーローたちをまとめてるので、とてつもないパワーがある。期待して見て下さい!」とアピール。演じるにあたり、スカーレット本人から「ジャック・ダニエルを飲んで、煙草を吸って、カラオケして、ガラガラの声でやって」とアドバイスを受けたそうで、「ちょっと、それは出来なかったので、冷静さと頭の回転の良さとセクシーな部分を意識して頑張りました!」とアフレコを振り返ると、ジョス監督に「スカーレットって誰ですか? ってくらい美しいですね」と言われて照れ笑いしていた。