8月12日に幕を閉じたロンドン・オリンピックだが、イギリスのメダリストたちがクイーンの名曲『ドント・ストップ・ミー・ナウ』の新作ミュージックビデオに集結し、新しいミュージックビデオが急遽制作された。
ロンドン・オリンピックで開催国のイギリスは、29個の金メダルを含む合計65個のメダルを獲得し、メダル獲得総数でもアメリカ、中国に続き3位と好成績を収めている。それを受けて、イギリスの公式ユニフォームを作成したアディダスは、クイーンの同曲に合わせ、イギリスのメダリストたちがパフォーマンスを披露する新しいミュージックビデオを急遽制作して公開している。
2分39秒という短い尺の映像ながら、ミュージックビデオには多数のアスリートたちが出演。女子ケイリンの金メダリストのヴィクトリア・ペンドルトンをはじめ、陸上女子七種競技で金メダルを獲得したジェシカ・エニスらが登場し、ヴィクトリアは緑のバルーンギターを持ってブライアン・メイのギターさばきを真似し、屋上のテラスに立ったジェシカも歌詞に合わせて熱唱を見せている。
adidas | Team GB Don't Stop Me Now
さらに、イギリス国旗のユニオン・ジャックを背にして、今大会の男子ケイリンで通算6個目の金メダルを手にしたクリス・ホイが口火を切り、男子種目別あん馬の銀メダリストのルイス・スミス、女子ボクシング初の五輪金メダリストのニコラ・アダムズ、男子舵なしフォアで金メダルを獲得したピート・リード、男子トライアスロンの金メダリストのアリステア・ブラウンリーと銅メダルのジョナサン・ブラウンリーなどがオリンピックでの活躍とは一味違った音楽でのパフォーマンスを垣間見せた。
ミュージックビデオの最初と最後にはデヴィッド・ベッカムも登場し、監督的な立場から映像を締めている。YouTubeでは2日間で再生回数が743,600と脅威的な数字を記録。現在も数字を伸ばし続けている。
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