スパイス・ガールズが8月12日に行われたロンドン・オリンピック閉会式で再結成を果たした。
メンバーのヴィクトリア・ベッカム、ジェリ・ハリウェル、メルB、エマ・バントン、メルCの5人は、それぞれ1人ずつロンドン名物のタクシーの上に立って華々しく登場し、世界的に大ヒットした「ワナビー」「スパイス・アップ・ユア・ライフ」を熱唱し、今回のために4年間越しとなる再結成パフォーマンスを果たして式典を盛り上げた。
さらに同閉会式ではクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」がかかった後、子どもの合唱団が登場してジョン・レノンの「イマジン」を歌い、ジョージ・マイケルは昨年患った肺炎から回復して以来初めてとなるパフォーマンスで往年のヒット曲「フリーダム!'90」と新曲「ホワイト・ライト」の2曲を披露、カイザー・チーフスはザ・フーの「ピンボールの魔術師」をカバーした。
デヴィッド・ボウイのヒット曲の数々が映像で流れたかと思えば、ヒット曲『ファッション』をバックミュージックに、ケイト・モス、ナオミ・キャンベルらスーパーモデルたちがランウェイを歩き、音楽だけでなくイギリスのファッション界も閉会式に彩った。
その他にも、ジェシー・J、ファットボーイ・スリム、タイニー・テンパー、タイオ・クルーズ、アニー・レノックス、ラッセル・ブランド、ミューズなどの豪華アーティストが次々と登場し、ビーディ・アイのリアム・ギャラガーがオアシス時代のヒット曲『ワンダーワォール』を披露して会場を沸かせている。
また、イギリスを代表するコメディグループ、モンティ・パイソンのエリック・アイドルは『オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ』をパフォーマンスし、会場の大合唱を誘った。
そして故フレディ・マーキュリーのライブ映像の後、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが登場し、ジェシー・J を迎えて「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を披露するなど、イギリス音楽界のトップスターが勢いした閉会式となった。
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