俳優の伊藤英明、女優の加藤あいらが11日、東京・新宿通りで行われた映画『BRAVE HEARTS 海猿』のヒット記念イベントに出席した。

左から、羽住英一郎監督、仲里依紗、加藤あい、伊藤英明、佐藤隆太、三浦翔平 拡大画像を見る

イベント会場の新宿通りには、"レッドカーペット"ならぬ海をイメージした"ブルーカーペット"が敷かれ、リムジンに乗った伊藤、加藤のほかキャストの佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平が颯爽と登場すると、集まった約3,000人の観客は大歓声。伊藤らは、ハリウッドさながら、ファンへのサインに笑顔で応じ、途中、加藤が名誉会長を務める海猿のファンクラブ"海女猿(あまざる)"のメンバーから金メダルを手渡される場面も。三浦が「間違ってサインしちゃった」と明かして笑わせつつ、キャスト陣はうれしそうに首にかけていた。

舞台に登壇した伊藤は「公開して初めてファンの人たちに会えてうれしい。10年間、もの凄く愛されてきた作品なんだなと思う」と感無量。仲は、街ぐるみのイベントに「こんなの初めて。いつも車で通ってる道なので、ここを歩いちゃうなんてびっくりです」と大興奮で、加藤も「1人でも多くサインをしようとして、顔も見ずに黙々と書いちゃってごめんなさい。ここからは、皆さんの顔が見えます。本当にありがとう」と集まったファンに感謝の気持ちを述べた。また、イベントには羽住英一郎監督も出席し「中学生の時から、映画を見るのは新宿だった。僕が育った新宿でこういうイベントができてうれしいです」とあいさつした。

映画『BRAVE HEARTS 海猿』は、佐藤秀峰の同名コミックが原作の海難救助をテーマにした作品で、劇場版第4弾。特殊救難隊隊員となった仙崎(伊藤)は、第二子を妊娠中の妻・環菜(加藤)と息子を心の支えに、長年のバディである吉岡(佐藤隆太)と共に過酷な訓練や任務に当たっていたが、ある日、ジャンボジェット機のエンジンが炎上する事故が起きる。仙崎たちは、海上着水を試みるジャンボジェット機から乗客乗員を無事に救い出せるのか――というストーリーで、映画は全国公開中。現在、同作の興行は動員400万人・興行収入50億円を突破している。