死後初となる公式ベストアルバムのリリースが決定したホイットニー・ヒューストン (C)BANG Media International

ホイットニー・ヒューストンの死後初となる公式ベストアルバムのリリースが決定した。

この公式ベストアルバムはRCAレコードにより全米で今秋に発売が予定されている。収録曲やタイトル、発売日などは未定だが、関係者によれば、ホイットニーの大ヒット曲を含めて全キャリアを網羅する初のコンピレーションアルバムとなるようで、今回のベストアルバムは2000年にアリスタ・レコーズからリリースされて主にバラードが収録されている『ホイットニー・ヒューストン/ザ・グレイテスト・ヒッツ』とは違ったアルバムになるという。

現在までに全米だけでも260万枚の売上がある『ホイットニー・ヒューストン/ザ・グレイテスト・ヒッツ』は、2月のホイットニーの急死以降さらに売上を伸ばしており、現在では今年のアルバム売上トップ4にランクイン。

ビルボードチャートの常連だったホイットニーは、全米ヒットチャートに39曲もランクインしたことがあり、そのうちの23曲はトップ10入りしているものの、マイケル・ジャクソンやマドンナと違って、生前にアメリカで出したベストアルバムは1枚しかない。

ホイットニーは最後の出演作となった映画『スパークル』にジョーダン・スパークスとのデュエット曲『セレブレイト』と『ヒズ・アイ・イズ・オン・ザ・スパロウ』の2曲を提供しており、そのサントラが今週のビルボードチャートにランクインしている。