今や夏の風物詩の1つともなった大祭典、コミックマーケット82が8月10日から12日まで、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催中だ。1日目となる10日は、ゲームや映画、特撮ジャンルなどを中心にサークルが配置されている。
企業ブースは西4階の西3、西4ホールで展開。企業ブースには、毎年大手ゲーム・アニメ制作会社などが出展し、話題となった作品のオリジナルグッズが販売されるため、開会早々大勢の参加者が詰めかける。
今年はPC・Web業界の"最大手サークル"ともいえる、あのGoogle社が「コミケ参戦」を表明し話題になった。それでは実際のGoogleブースはどうだったのか。コミックマーケット82の企業ブースにて、Webサービスを展開する企業やそのコラボ企画のブースを紹介していこう。
企業ブースの風景。午前11時の段階でも歩くと他の参加者と肌が触れ合うほどの混み具合だったが、午後になるとさらに人は多くなった |
夏の大祭典に合わせ"ヱヴァンゲリヲン新劇場版 零号機USB卓上ファン"(Amazon価格で1,980円)を現地で使ってみた。若干の稼動音はするが、綾波が頑張って守ってくれているように感じられる |
【324】Google「Google+ Cover Project」
Google+ Cover Projectブースでは、Google+でカバーとして設定できるイラスト集やステッカーといったグッズを配布していた。グッズはブース内に設置されたガチャガチャを回し、出てきたバッジの種類によりイラスト集かステッカーのどちらかを獲得できる仕組み。ロゴ缶バッジ(A賞)が出れば、バッジとカバーイラスト集(3日合計1,500部)、イラスト缶バッジ(B賞)ならカバーイラストステッカー4種類(3日4種合計13,500部)となる。参加費は無料で、1日の予定配布数が上限に達し次第終了という。
午前11時という比較的早い時間もあってか「Google+ Cover Project」ブースに並び始めてから15分程度でブース内に到着できた。ブースではGoogleのスタッフが白いTシャツで参加者に対応し、爽やかな印象だ。実際にガチャガチャを試したところ、出てきたのはロゴ缶バッジ。A賞のカバーイラスト集を獲得できたため、写真でお見せしたい。
獲得できたカバーイラスト集「Google+ Cover.zip」と「Google+ Cover.gif」がこちら。Google+ Cover.zipは両面印刷のフルカラーイラスト集。Google+ Cover.gifは、パラパラマンガのように、ページごと連続したイラストが展開し、gifアニメーションのような感覚が楽しめるイラスト集だ。
イラスト集に採用されているイラストデータは、いずれもWebサイトからダウンロードできる |
Google+ Cover.zipは、総勢41名のイラストレーターによるイラスト集。Google+用の画像のため横に細長く、サイズは約15×6cm程度 |
【325】earthmusic&ecology Japan Label
宮崎あおいがイメージキャラクターを務める女性服ブランド「earth music&ecology」では、VOCALOID・初音ミクとのコラボレーションブランドのグッズを販売。同ブランドでは2012年3月より"日本のアニメ/ポップカルチャーなどを発信するブランド"としてearthmusic&ecology Japan Labelを展開しており、主に初音ミクをテーマとしたや洋服や小物などを発売している。
【212】ピクシブ
イラスト共有SNS「pixiv」では、「pixiv girls collection ふたりのじかん」など、「ふたりの少女」がテーマのフルカラーのオリジナルイラスト集や、オリジナルストラップなどを販売。
【554】C.C.Lemon 擬人化プロジェクト!!
サントリーとpixivのコラボブース。C.C.レモンのイメージをイラスト化する「suntory × pixiv 擬人化イラストコンテスト」(開催期間:5月28日~6月25日)入選作品200点のオリジナルパッケージ缶をオブジェとして展示している。なお、当該コンテストではイラストレーターの村田蓮爾らが審査員を務めている。
企業ブースの開催時間は10時~17時(12日は16時)。土曜日・日曜日はさらに多くの来場者が見込まれるが、気になった方は足を運んで見ても良いだろう。