ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターであり、ヘッドデザイナーでもあるリカルド・テッシが、マドンナ、リアーナ、レディー・ガガの3人の衣装やデザインを手がけた喜びについてスタイリスト誌に語っている。
今年の米スーパーボウルのハーフタイムショウでパフォーマンスを披露したマドンナの衣装を手がけたことも記憶に新しいリカルドだが、マドンナ、リアーナ、レディー・ガガの3人はいずれもセクシーなところが大好きで、お気入りのモデルのマリアカルラ・ボスコーノも含め、自分が一番デザインを楽しめるスターたちだという。「彼女たちはみんな全然違うけど、3人とも僕の姉妹と同じくらいセクシーなんだ。彼女たちを手がけることができたのは、僕にとって最大の誇りだ」
また、リカルドのお気に入りのカラーは「ブラック」でいつもエレガントな輝きを放っていると続けている。「ブラックはいつもエレガントなんだ。パレットの上で全ての色を混ぜてできる世界で最も完成された色だからだ。黒は高貴なのにダークで官能的、それにロマンティック。8年前にジバンシィに入って以来ずっと一番のお気入りの色なんだよ。当時は誰も理解してくれなかったけど、今となってはどの雑誌でも流行のゴシックスタイルを見ることができるよね」
さらに、新作フレグランス、ジバンシィ・ダリア・ノワールの発売を控えているリカルドは、オートクチュールには手が届かない人たちにもジバンシィの世界観を堪能してもらうことを望んでおり、今回の香水を手がけたという。「僕の姉妹たちのような女性はオートクチュールは高価で買えないけど、それでもジバンシィの世界の一部になりたいと思っているんだ。だから僕はオートクチュールのようにクラシックで、流行に左右されない香水を創りたかったんだよ。今後ジバンシィを抜ける時が来たとしても、僕の創った香水は永遠に残るだろうからね」
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