2012年11月24日公開予定の映画「女子カメラ」の完成披露記者発表会が9日に行われた。会場となった秋葉原UDXシアターには、監督の向井宗敏氏や主役を演じたAKB48研究生の光宗薫、女優の熊谷弥香、高山都、園ゆきよが登壇。「女子カメラ」は日本HPが特別協賛しており、作品に登場する日本HPのUltrabook「HP ENVY 14 SPECTRE」などが会場に展示されていた。
映画「女子カメラ」は、大学の写真サークルを舞台に、美樹(光宗薫)、彩(熊谷弥香)、岡田(高山都)、春佳(園ゆきよ)の親友4人組が、写真を通して家族や仲間との思い出などのさまざまな感情を描き出すハートフルストーリー。2012年11月24日より全国順次公開となる。
映画初出演ながら主役に抜擢された光宗薫は、「映画や舞台などいろいろな場所で活躍している人と一緒に作品を作っていく、という重みを改めて感じた。写真を通して家族の形を伝える、ありそうでなかった作品。ぜひ家族で一緒に見て欲しい」と挨拶。家では父親がカメラ好きで、"カメラは冷やすと良い"との考えから家にカメラ用の冷蔵庫を用意し、数台のカメラを入れていたという。
また、監督の向井宗敏氏は、映画のテーマを"女子カメラ"とした理由について「女性が写す写真の温かみを表現したかった」とコメント。そして2011年に発生した東日本大震災に触れ、「震災があって、アルバムや家族の写真がとても大事だと感じられた。子が親を思い、親が子を思うということを考えながら写真を残していく。ほのぼのと見てもらえたら」と語った。
AKB48研究生の光宗薫。映画に出演したことで最新のカメラに触れ、「最近のカメラはこんなに撮れるのか」と驚いたという |
監督の向井宗敏氏。光宗薫を主役に選んだ理由は「芯がしっかりしているところ」。出演者決定後、キャストに合わせて脚本を書きなおしたという |
熊谷弥香はオリンパスのデジタル一眼カメラ「OLYMPUS PEN」を持って登壇。プライベートでも写真が趣味だという熊谷は、「人や動物、自分が作ったパンをいかに美味しそうに撮るかに気をつけている。また、散歩など出かけるときにはいつもカメラを持ち歩いている。野良ネコを撮ったり(笑)」と普段からカメラを使っていることをアピールした。
高山都は「弥香(熊谷弥香)が写真の先生ですね。今まで普通のコンパクトデジカメを使ってきたが、今回本格的なカメラを使うことになり、写真の加工の仕方や綺麗に映る角度、"人が見ない角度で撮ると良い"などのアドバイスをもらい、沢山写真を撮った」とコメント。
また、園ゆきよは、最近家族と写真を撮る機会が少ないといい、出演者それぞれの家族の姿が描かれる「女子カメラ」をぜひ家族と見て欲しいと語った。プライベートでのカメラ利用は「映画をきっかけにカメラに夢中に。カメラ雑誌を買って勉強して、人と会う時に持って行くようにしている」という。
出演キャストはそれぞれ「OLYMPUS PEN」や「HP ENVY14-3000 SPECTRE」「HP Pavilion dm1」を持って登場 |
熊谷弥香。映画や自分の役柄について「大学でサークルに入っていたらこんな感じだったと思う」と語った |
高山都は実年齢より若い役を演じた。主演の光宗薫とは10歳離れているが、他のメンバーも含め"同い年のような関係"だという |
園ゆきよは、映画について「すごくあたたかくて良いお話。家族と離れて上京する人にも見て欲しい」とコメント |
発表会場には、作中に登場した日本HPのPCやプリンタなどが展示されていた。作中では、一体型デスクトップPC「HP TouchSmart 520」や、強化ガラスで覆われた14型Ultrabook「HP ENVY14-3000 SPECTRE」、ハイエンドプリンタ「HP HENVY110」などが、登場人物それぞれのライフスタイルに合わせて登場している。
映画「女子カメラ」 |
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大学の写真サークルメンバー4人が、過去や未来、家族や仲間との思い出など、さまざまな感情を写真とともに思い描くハートフルムービー。監督/脚本:向井 宗敏 出演:光宗薫(AKB48研究生)、熊谷弥香、高山都、園ゆきよほか。劇場公開日:2012年11月24日公開予定 |