ダイアナ・ロスが、マイケル・ジャクソンの子どもたちの養育権を引き継ぐことを検討しているという。
故マイケルの遺言により3人の子どもであるパリス、プリンス、ブランケットの後見人に指名されているダイアナだが、現在は祖母のキャサリン・ジャクソンとマイケルのいとこに当たるティト・ジョセフ・ジャクソンが3人の子どもたちの共同親権を保有している。
しかしダイアナは、子どもたちの養育に踏み込む覚悟があるようだ。最近3人の子どもたちを訪れたダイアナと一緒にいたというジャクソン一家の1人が、ニューヨーク・ポスト紙の取材に応じこう語っている。「今回初めてダイアナは、"もし必要ならば"と前置きをしつつも養育権に踏み込む意思があるようです。彼女はそういったことに関して今まで何も話してこなかった。後見人に指名されたかったどうかは別にしても、ダイアナはどんな義務も放棄することはないはず」
また、先日失踪しマイケルの3人の遺児の親権を一時的に喪失したものの、再び獲得した祖母のキャサリンの一件もあり、ダイアナは子どもたちが無事でいるかを確かめるために直接カリフォルニアのカラバサスに出向いて面会したらしい。先の家族の1人は続ける。
「(2009年にマイケルが亡くなった後、ダイアナは子どもたちに電話をして)何かアドバイスや他に必要なものがあるか確かめたんです。そういうこともあり先週、彼女は子どもたちの本音を聞くために、直接会いに行きました。ボディランゲージなど微妙なニュアンスはなかなか電話では嗅ぎ取ることはできないですからね。マイケルだけがダイアナを愛してるわけではありません。私たち全員もなのです。マイケルの子どもたちも彼女を慕っています」
そしてダイアナは、14歳のパリスちゃんに何か助けが必要な場合はすぐに電話するようにと言ったようだ。そんなダイアナは御年82歳になるキャサリンが子どもを育てるだけの責任に対処できるかを心配しているようで、ジャクソン家の家族の大半は、その責任をダイアナが引き取ることを好意的な目で見守っているという。
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