パイオニアは8月8日、ブルーレイディスププレーヤー「BDP-450」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は50,000円前後となっている。
BDP-450は、光学メディアやUSBデバイスに保存されたファイル、ネットワークからの再生に対応したプレーヤー。
対応している光学メディアは、BD-ROM、BD-R(DL/LTH)、BD-RE(DL)、DVDビデオ、DVD±R(DL)/RW、音楽CD、CD-R/RW、SACD、DVDオーディオ、AVCHDディスク、AVCRECディスク。再生可能なファイルは、DivX Plus HD、FLV、3GP、FLAC、MKV、JPEG、MP3、WMA、WMVとなっている。
ビデオ信号処理には、マーベル製の「Qdeo」を採用。1080pまでのアップスケールや各種ノイズリダクションを搭載する。また、「ストリームスムーサー」機能も採用。同機能は、ノイズリダクションの一種で、特にコンテンツの非可逆圧縮時に発生したノイズを効果的に低減する。
音質面では、マルチチャンネルに対応した「PQLS」を搭載。PQLSは、同社のAVアンプとHDMIケーブルで接続した際に、AVアンプ側のマスタークロックをプレーヤー側でも利用することで、ジッターの発生を抑えるというもの。対応するAVアンプは、VSA-922、SC-2022、SC-LX56、SC-LX75、SC-LX85となっている。また、AVアンプと接続した際に圧縮音声ファイルを自動的に高音質化する「サウンドレトリバーリンク」も利用可能だ。対応機種はVSA-922、SC-2022、SC-LX56だ。
接続インタフェースは、2系統のHDMI出力、1系統の同軸デジタル音声出力、10BASE-T/100BASE-TXに対応したLAN端子を1基、USBポートをフロントパネルとリパネルに1基ずつ装備する。
ネットワーク機能は、BD-Live、Youtobe、Picasaに対応するほか、DLNA 1.5のプレーヤー機能を搭載する。オプションの無線LANコンバーター「AS-WL300」を使用すれば、ワイヤレスネットワークも利用可能だ。
本体サイズはW435×D252×H90mm、重量は2.7kg、消費電力は23Wとなっている。