ソニー損害保険(以下ソニー損保)は3日、「お盆の帰省に関する調査(2012年)」の結果を発表した。同調査は、7月5日から10日の6日間にインターネット上で行われ、20代から50代の「自家用車を所有し、自分で運転しており、今年のお盆に帰省する予定がある」男女1000人の有効回答を得た。

同調査で、全回答者1000人に対し今年のお盆の帰省で利用する予定の交通手段を複数回答で尋ねたところ、「自家用車」88.6%、「鉄道」7.0%、「飛行機」2.9%となり、今年は「自家用車」を利用して帰省する予定を立てている人が9割弱もいることがわかった。

その自家用車を利用する予定の886人に、帰省予定日を限定回答形式(回答は2つまで)で聞いたところ、トップは「8月11日(土)」(22.7%)、続いて「8月12日(日)」(18.8%)、「8月13日(月)」(18.4%)となった。同様に、Uターン予定日で最も回答が多かったのは「8月15日(水)」(20.7%)、次いで「8月14日(火)」(14.0%)、「8月12日(日)」(12.3%)、「8月13日(月) (12.1%)」と続いた。

例年、帰省予定日はお盆の始まりである8月13日前後がピークとなっていたが、今年はお盆直前が土日のため、帰省予定日のピークは昨年よりも前倒しで訪れそうだ。また、帰省予定日が8月11日から13日に分散したためか、Uターン予定日も8月12日から8月15日に広く分散している。Uターン予定日において最も多くの回答があった「8月15日(水)」以外の日程では、例年よりやや緩やかなUターンラッシュになるかもしれない。

続いて、今年4月に開通した新東名高速道路の利用予定についての質問で、今年のお盆に東名区間の高速を利用する予定の87名に対し、東名と新東名のどちらを利用する予定か聞いたところ、「東名を利用」は44.8%、「新東名を利用」は34.5%となった。また、「東名・新東名ともに利用」は20.7%となり、あわせて5割半(55.2%)の人は新しくできた新東名高速の利用意向を持っていることがわかった。

ETCの搭載状況については、「搭載している」73.7%、「搭載予定」6.3%、「搭載するつもりはない」19.5%となり、料金所での混雑緩和の一助となるETCの搭載率は7割強となった。また「以前搭載していたが今は搭載していない」は0.5%となり、ETCを搭載した後、利用を取りやめている人はごく少数にとどまる結果となった。

ETCの搭載率について、同様の質問をした過去3年間の調査結果と比較すると、2009年(67.7%)から2011年(76.2%)にかけては8.5ポイント上昇しており、2011年から2012年(73.7%)にかけてはわずかに減少(-2.5ポイント)したものの、7割超の搭載率でほぼ横ばいとなっている。2009年から2011年は1000円上限のETC休日特別割引が実施されるなど、ETCに注目が集まったこともあってか、搭載率が上昇し、その後、車載装備として定着した様子が窺える。

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