タイヤの空気圧チェックもしっかりしておきたい

日本自動車連盟(以下JAF)はお盆時期の救援依頼の増加に備え、救援体制を平常時よりも25%強化している。また、過去のロードサービスの傾向などから、車両点検により回避できるトラブルが多いため、クルマで出かるドライバーへ運転前のチェックを行うよう呼び掛けている。

2011年の8月12日~16日のお盆期間中に高速道路でJAFが実施したロードサービス救援は、全国で3,563件だった。1日平均で712.6件で、これは平常時(2011年7月の高速道路での1日平均実施件数は350.3件)の2倍強い依頼件数だという。高速道路上での故障原因別最も多いのは「パンク」(1,055件)、次いで「燃料切れ」(372件)、「バッテリー上がり」(261件)となっている。

JAFでは車で出掛ける際に注意したいポイントを3つ挙げている。1つ目は「『燃料』は十分に入っているか確認」。給油できるサービスエリアまで燃料がもたなくなる前に、早めの給油をすることが大事だという。2つ目は「電装品の使用を控える」。エアコンを使う夏場やブレーキを踏み続ける渋滞中は、電装品を使い過ぎるとバッテリー上がりの原因となる。カーステレオなどの過度の使用は控えた方が良いとのこと。3つめは「適正なタイヤの空気圧」。空気圧が少ないとパンク・バーストの可能性も高くなり、燃費も悪くなる。

JAFではホームページで車の点検について説明する「動画でTRY! クルマの点検」を公開している。

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