マーケティングリサーチを行うネオマーケティングは7月、さらなる節電意識の高まりを受け、全国の男女500名を対象に「節電に関する調査」をテーマにしたアンケートを実施。このほど、その結果を発表した。
2011年3月11日の震災以来、家庭・企業・お店・ショッピングモール・デパートなど、様々な場所で節電に対する対策が行われているが、今年の夏は電気料金の値上げでさらに節電に対する意識が高まっている。そこで同社が運営しているアンケートサイト「アイリサーチ」を通じて、全国の有職者の男女20歳以上500名を対象に、「節電に関する調査」が7月17日~18日に行われた。
まず、今年の夏は自宅で節電をするかを聞いたところ、「はい」と答えた人は83.6%で、「いいえ」は5.8%という結果になった。続いて実際に実践している節電方法を聞いたところ、「こまめに照明を消す」(89.2%)が断トツのトップ。次いで、2位「エアコンの設定温度を高めにする」(63.6%)、3位「コンセントを抜くなど待機電力を削減する」(58.1%)が続いた。
一方、これから実践しようと思う節電方法については、1位「冷蔵庫の開閉を少なくする」(22.7%)、2位「夏用下着を着用するなどクールビズを意識する」(19.9%)、3位「冷却シート・冷却スプレー等を使用する」(17.5%)という結果が出ている。
職場では節電を検討しているかの問いには、「現在、実施中」(59.4%)が一番多く、次いで2位「実施中、もしくは実施に向けて準備中」(11.2%)、3位「検討中」(7.4%)というランキングになった。続いて、実際に勤め先で実践している節電方法を聞いてみたところ、1位「空調温度の変更や温度設定を決める」(86.9%)、2位「使用していないエリアを消灯・空調停止する」(69.6%)、3位「クールビズの導入・拡大する」(48.9%)などが上位に挙がった。
昨年の夏は自宅で節電を意識した行動は実践したかの問いに、「はい」(84.0%)、「いいえ」(16.0%)という回答。そこで、昨年の夏は自宅で節電を意識した行動を実践した人(84.0%)を対象に、昨年の夏の電気料金は例年に比べて安くなったかを聞いたところ、「はい」(53.1%)、「変化はなかった」(21.7%)、「いいえ」(4.5%)という結果が見られた。さらに電気料金が安くなった人に、最大いくら安くなったかを尋ねると、1位「\1,001~\3,000」(43.9%)、2位「\1,000未満」(35.9%)、3位「\3,001~\5,000」(9.4%)という結果になった。
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