性別に関する悩みをもつ子供を助ける非営利団体トレバー・プロジェクトの親善大使/基金調達者でもあるジリアン・アンダーソン (C)BANG Media International

米女優のジリアン・アンダーソンが、自身が過去に経験した同性愛に対して「100%感情移入できなかった」と語っている。

今年3月のアウト・マガジンにて、若い頃同性と交際をしていたことを明らかにしたジリアン。彼女は当時、男子が好きなことをわかっていながら、同性愛がどのようなものか経験してみたかったために交際に至ったこと、そして3月のタイミングで過去を語ることに至った経緯について明かした。

「私はアウト誌にゲイやその選択について、そしてゲイにならないためのいくつかの方法についての話をしたの。私がそれを公に話そうと思ったのは、私が数十年前の当時に付き合っていた女性が1年前に亡くなったからからなの」

そしてジリアンは、実際に経験した同性愛について100%感情移入できなかったと続けている。「私は彼女のことと彼女が考えていたことについてもよく話し合ったわ。他の女性と関係を持ったことも話そうと思ったの。でもそれは成り行きというわけではなくて、私自身が選択したことなの。だって私はいつでも男の子が好きだったから。決して同性愛に100%感情移入できなかったの。だってその選択が自分にとってたった1つの選択ではないと分かっていたから」

また、性別に関して悩みをもつ子供たちを助ける非営利団体トレバー・プロジェクトの親善大使/基金調達者でもあるジリアンは、同性愛について語ることは昔は"恐怖"が伴うものだったものの、現在は躊躇せず話せる世の中になったとサンデー・タイムズ紙に話している。「現代にはない恐怖や恥辱が過去にはあったから今まで話さなかったの。でも昔関係をもった彼女が亡くなった今、本当にあった様々な事実や問題をただ話したかったの」

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