話題作に続々と出演するヒュー・ジャックマン (C)BANG Media International

ヒュー・ジャックマンと映画『プレシャス』で知られるリー・ダニエルズ監督が、キング牧師ことマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺事件を描いた映画でタッグを組むことが明らかとなった。

2人は、2年前に公民権運動を題材にしたドキュメンタリー『セルマ』の製作に取り組んでいたが、同作がお蔵入りになっている。それを受けて今回は、公民権運動のリーダーであるキング牧師に照準を合わせ、脚本はウィリアムの著書に基づき、ハンナ・ウェグが執筆する。

本作でヒューは、キング牧師を暗殺したとされるジェームズ・アール・レイの弁護士ウィリアム・ペッパーを演じ、ウィリアムの孤独な戦いを描いた作品になる模様。なお、同作はミレニアム・フィルムズ社が製作と資金調達を担当することになったものの、現時点で配給会社は未定だ。

そんなヒューは、コメディ作品『バター』でジェニファー・ガーナーやアリシア・シルヴァーストーンと共演する。また、日本でも12月28日公開予定の人気ミュージカル『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督による映画化作品にジャン・バルジャン役で出演し、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド、ラッセル・クロウらと共演するなど新作が目白押しとなっている。

(C)BANG Media International