ドゥカティ ジャパンはMotoGP世界選手権シリーズで活躍するレーシングライダー、ニッキー・ヘイデン選手との契約を更新したと発表した。彼が2度の優勝を遂げているホーム・コース、ラグナ・セカで開催されたアメリカGPにて発表されたという。
ニッキー・ヘイデン選手は、MotoGP世界選手権シリーズに参戦して今年で10シーズンというベテラン。ドゥカティ・チームでは4シーズン目となる。そのポジティブな姿勢や情熱的な走りは世界中のドゥカティスタの人気を集めており、現在はライダーズポイントのランキング7位につけている。また、ドゥカティの誇るレース専用モデル、「デスモセディチGP12」の開発でも重要な役割を果たしている。
7月29日に開催されたラグナ・セカGPは彼にとってホーム・コースのレースであり、アメリカに45もあるというDOC(ドゥカティ公認・オーナーズ・クラブ)の応援を受け、6位入賞をはたした。ヘイデン選手の契約更新はこの記念すべきサーキットでレースの直前に発表された。彼はレースの2日後、7月31日に31歳の誕生日も迎えている。
ヘイデン選手は、「ドゥカティと契約を更新して来シーズンもドゥカティとともにMotoGPに参戦できることをうれしく思います。現在はドゥカティにとっていろいろな意味で大事な時期ですが、そこに関わることができて光栄です。これからうまくパズルを組み立てて、ここ数年続けてきたハードワークの収穫を手にしたいと思います」と語っている。