電気自動車企画のレッドスターは6日、「ランボルギーニ カウンタック LP400EV」を発表した。1970年代に爆発的な人気を誇ったスーパーカーがEVとなって蘇る。
カウンタックは1970年代のスーパーカーブームにおいて最も人気の高かったモデル。未来的なエクステリアやガルウイングドア、300km/hに達する最高速度などが人気を集め、当時の子供たちの憧れの的になった。もちろん自動車としての評価も高く、性能面、存在感の両方でフェラーリに対抗できる唯一のエキゾチックカーだった。
電気自動車として蘇った「ランボルギーニ カウンタックLP400EV」は、当時の車両を日本の提携工場でEV化したもの。出力は292PSで走行距離は150km、充電時間は8時間となっている。出力についてはユーザーの利用状況を考慮して調整するという。
レッドスターはこれまでにデロリアン、ナイト2000、フィアット500などをEVカーとして復活させ、人気を博している。カウンタックLP400EVはこれらの「プレミアムRV」シリーズ企画の第6弾となる。車両は注文後約2カ月で車検や登録をクリアし、公道を走れる状態で納車される。充電設備工事も別途提携電気工事店で設置できる。充電電圧は100Vもしくは200V。各部品の1年間保証がつき、価格は2,870万円。注文後製作のため、内外装などについてカスタマイズも可能だという。