「夢・化学-21」委員会は、アメリカ(ワシントンD.C.)で開催された「第44回国際化学オリンピック」に参加した生徒の全員が、金メダル等を獲得したと発表した。

化学の知識や問題を解く大会で、日本は4個のメダルを獲得

「国際化学オリンピック」は、高校生を対象に、化学の知識や問題を解く能力を競う国際大会。1968年に東欧3ヵ国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)にて第1回大会を開催。今回のアメリカ大会は第44回目にあたり、7月21日から30日まで開かれた。

左から澁谷さん、副島さん、山角さん、加藤さん(閉会式後メダルを手に)

今大会には72の国や地域から283名の生徒が参加。日本代表生徒は金メダル2、銀メダル2を獲得した。受賞者は以下の通り。

・金メダル/副島智大(そえじま ともひろ)さん 立教池袋高等学校3年
・金メダル/山角拓也(やまかど たくや)さん 灘高等学校3年
・銀メダル/加藤雄大(かとう たけひろ)さん 筑波大学附属駒場高等学校3年
・銀メダル/澁谷亮太(しぶや りょうた)さん 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎3年
※副島さんは2011年に引き続き2年連続の金メダル、山角さんは実験問題試験で1位の成績。