11月2日公開の映画『のぼうの城』が第36回モントリオール世界映画祭ワールド・グレイツ部門に特別招待されることになり、石田三成役を演じた上地雄輔が初の海外国際映画祭に出席することが決まった。
海外映画祭初参加となる上地は「昨年の上映が見送られ、やっと皆さんに(しかも海外・モントリオールの地から!)御覧頂けるという思いと、歴史あるモントリオール世界映画祭への出品ということで、犬童・樋口 両監督と共に、日本の元気、底力をお届けできたらと思っています」と喜びもひとしお。TV・ドラマ・映画・歌手活動と多忙を極める上地は、前後の仕事の関係でわずか20時間未満しか滞在できないが、犬童一心監督、樋口真嗣監督と共に同映画祭に出席する。
同作は、わずか500人の軍勢で2万人の豊臣軍に挑んだ忍城軍の空前絶後の大逆転劇を描いたスペクタクル超大作。豊臣秀吉の命を受け2万の軍勢を率いて忍城に「水攻め」を仕掛ける武将・石田三成を演じた上地は見どころについて「東京ドーム20個分の広大なロケセットや3,000トンの水を使用した水攻め戦術シーンなど、みどころ満載で、笑いあり涙ありの超大作となっています」と話し、「この作品を通じて400年前に生きた日本人の心意気を感じて頂けたら幸いです」と作品にかける熱い思いを語った。
モントリオール世界映画祭は、毎年8月下旬から9月初頭にかけて、カナダのモントリオールで開かれる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。1977年から開催されており、トロント国際映画祭と並び北米では最大規模の映画祭となっている。
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